MEUS CAROS AMIGOS

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MEUS CAROS AMIGOS(1976)

 ミルトン・ナシメントが参加した"O QUE SERA"で幕を開ける、ソロ・アルバムとしては8作目となる作品。いい曲ばかり収録されていて、いつ聴いても思わずしっかりと聴いてしまうアルバム。

 有名な"O QUE SERA(A FLOR DA TERRA)"はもちろん、穏やかで美しいメロディの"MULHERES DE ATENAS"や、多くの女性歌手が歌った、胸を締めつけるシコ節が溢れ出る"OLHOS NOS OLHOS"がたまらない魅力。

 他の収録曲も実に味のある素晴らしいものばかり。思わずうっとりと聴き惚れてしまう最高のアルバムだと思う。

 もちろん、魅力的なメロディばかりではなく、思わず体が動き出す楽しいリズムも用意されている。"VAI TRABALHAR VAGABUNDO"や"CORRENTE"なんて、何度聴いても思わず体が反応してしまうほどリズミカルで小気味よい。

 それにしても、"A NOIVA DA CIDADE"や"BASTA UM DIA"で聴ける哀愁の雰囲気には、思わずため息が出てしまうほど。