QUANDO O CARNAVAL CHEGAR

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QUANDO O CARNAVAL CHEGAR(1972)

 このアルバムは、シコ・ブアルキが脚本を書いた同名映画のサウンドトラック盤。ジャケットを見ると、シコの向かって左側にはナラ・レオン、右側にはマリア・ベターニアが映っている。もちろん、シコだけでなく、ナラ・レオンもマリア・ベターニアもいっしょに歌っている。

 この映画は未見なので肝心の映像の詳細は分からないのだが、このアルバムには、楽しい雰囲気の曲あり美しいメロディの曲ありで、なかなか変化に富んでいて楽しめる内容になっている。

 収録された作品の中では、けだるく漂うようなメロディのタイトル曲や、軽妙なメロディの"MAMBEMBE"などが特に耳に残る。

 ナラ・レオンが静かに歌う"SONETO"も美しいし、マリア・ベターニアの歌声が切ない味を出している"BOM CONSELHO"もいい雰囲気。ナラ・レオンとマリア・ベターニアが歌いついでいく"FORMOSA"も懐かしい哀愁のあるメロディが魅力。